一生使えるかどうかは個人差がありますが、データ上では25年以上はもちますし、当院では10年保証を設けています。ただし、重篤な糖尿病などにかかると抜けてしまうことがあります。
ブローネマルクインプラントは、「最も完成度の高い人工歯」と呼ばれ、高い信頼性を誇っています。現在のようなチタン製のインプラントが普及するまでは、様々な材料が試みられましたが、チタン製のインプラントになってからは、安全性や信頼性が飛躍的に向上しました。
当院で使用しているブローネマルクインプラントは40年以上の歴史があり、信頼性安全性ともに世界中に認められており、インプラントの世界基準となっています。そのおかげで、今日では、チタン製のインプラントが歯を失った患者様にとって最高の治療法として確立されていますが、これまでの副作用の報告はありません。
一般的に言われている欠点は、比較的費用が高いことや、治療期間が長期(4ヶ月~6ヶ月)にわたることがあげられます。
ほんのわずかな使用感の違いなど天然歯に限りなく近いといってもやはり「まったく同じ」ではないのです。しかしながら、その短所を補うって余りある長所をたくさん持ち合わせています。(インプラントのメリット参照)
骨の硬さや厚みなど個人差はありますが、一般的には上顎で6ヶ月、下顎で4ヶ月ほどの治療期間になります。ただし、治療法によっては、3ヶ月で済んだり、その日に完成する方法もあります。お気軽にお尋ねください。
全身的な重篤な疾患をもたれている場合、大学病院などでは入院するケースがあるようですが、一般的には局所麻酔(部分麻酔)を使用するので、入院の必要はありません。その日のうちに帰宅でき、日常生活ができます。ただし、激しい運動等は控えたほうが良い場合もあります。
基本的には、インプラント治療な年齢制限はありませんが、骨の成長が止まって安定し始める18歳ぐらいから受けるのが適切であるとされています。また、高齢者の方は年齢制限はなく、90歳以上の方で治療された患者様もいらっしゃいます。
ブローネマルクインプラントは40年以上の歴史があり、1本のみの治療から上顎全部または下顎全部まで幅広く対応できます。技術的には失った歯1本1本をインプラントによって再生することも可能です。
ただし、それでは費用が高額になりますので、とびとびにインプラントを埋め込み、インプラントどうしをつなげるブリッジにする方法がよく採られています。ブローネマルクインプラントは下顎で5~6本、上顎で6~8本のインプラントを埋入すれば、すべての歯をカバーすることができます。
重い糖尿病を患っている方は、インプラント治療ができないことがありますが症状がコントロールできる状態であればまったく問題ありません。場合によっては、かかりつけの主治医と相談の上、治療を行うことになります。
インプラントが埋入できるだけの骨の量や厚みが足りない場合に、骨量を増やす為の施術が別途必要となります。
かつては移植用の骨を取り出す為の治療が必要でした。
しかし、現在では人工アパタイトやβ-TCPなどを使った方法があり、治療の手間や時間が大幅に改善されています。その結果、患者様への体の負担も少なくなりました。
この方法は、整形外科の世界で10年以上前から行われている方法であり、安全性に問題がないことが証明されています。
ブローネマルクインプラントは40年以上の歴史があり、純チタン製のものです。チタンはサビに強く、腐食しません。
人体との相性もよく、現在は歯科治療以外にも義足や義手など様々な部位に応用されています。
これまで、世界的に副作用の報告はなく、現時点でもっとも安全な人工物と考えられています。
インプラントは、MRIやCT等は全く問題ありません。ただし、撮影される場合は、担当のお医者さんにインプラントを手術したことがある旨をお伝えしたほうが良いでしょう。
インプラント治療では、骨に穴を開ける治療で、「相当痛いのではないか」と思われるようですが、これは誤解です。当院では麻酔注射では表面麻酔をしっかりかけ、最新の電動麻酔器を使用しますので、注射そのものの痛みもありません。また、手術後、痛みが伴うこともほとんどありません。
まれに、痛みを感じる人もいますが、その場合も、痛み止めの薬を服用すれば問題ありません。ひどい痛みが続くケースとしては、感染症を引き起こしたケースです。最新設備を整えた歯科医院なら、器具は使い捨て、治療はクリーンルームで行いますので、感染症の心配はありません。
別途費用がかかりますが、そのような方には静脈内鎮静法をお勧めしています。これは胃カメラ撮影の時に内科医院等でも行うことがあるものですが、薬剤を静脈から注射し、浅い眠りについたような状態で治療を行うもので、目が覚めたときには治療は終わっていますので、治療の恐さを感じることはありません。
専門の麻酔医が、モニターで絶えず血圧や血中酸素、脈拍などを監視するので安心して治療を受けられます。
治療のケースとしては3~4本のインプラントがもっとも多いのですが、その場合、20分程度で治療は終了します。治療の準備や止血などの時間を入れても、10本の治療の場合でも1時間半もみれば十分でしょう。
最初のカウンセリングのときにしっかりとした計画を立てさせていただき、5~6回程度の通院で治療は完了するような治療プランを立てることも可能ですので遠隔地でも十分に治療可能です。
インプラント治療でもっとも大事なことは有能なスタッフと充実した設備を備えた歯科医院を選ぶことですから、遠距離治療は特に弊害とはなりません。また、ブローネマルクインプラントであれば世界中に普及しているので、治療そのものは遠隔地の歯科医院で受けたとしても、治療後の定期的なメンテナンスについては、近隣の歯科医院で受けるといった方法をとれことが可能です。
基本的には天然の歯と同様で、インプラントのネジをはずしたり等の特別なメンテナンスは必要ありません。ただし、他の歯の虫歯や歯周病を放っておくと、天然歯と同様にインプラントを支えている周りの骨や歯肉が炎症を起こし、最悪の場合は抜け落ちてしまう可能性もあるので、日常のプラークコントロールは欠かしてはいけません。
当院では、インプラントの状態を確認し、口内環境のチェックなどを行うために、歯科医院での年二回ほどの無料定期点検をお勧めしています。
当院では、下顎で100%、上顎で98%の成功率です。インプラント治療は生体の反応を利用した治療ですので、まれに骨とうまく結合しないケースがあります。その場合、再治療を無料で行わせていただきます。
インプラント治療の技術は急速に進んでいますので、骨の薄さも含めてほとんどの問題は解決できるようになりました。ご安心ください。
院長は、国立鹿児島大学歯学部卒で、日本有数のインプラント埋入数を誇る「八王子インプラントセンター」に勤務していましたので、様々なケースに対応することができます。